こんにちは！ natarikoです。
漫画「Bread&Butter」全話読み終えましたので、感想を書きつつベタ褒めしようと思います！
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- １．「Bread&Butter」とは
- ２．第１巻前半の内容紹介
- ３．感想とベタ褒め
１．「Bread&Butter」とは
分類：少女マンガ
著者：芦原妃名子
出版社：集英社
掲載雑誌：Cocohana
掲載期間：2013年9月28日〜2020年3月28日
あらすじ：
ある事件をきっかけに、小学校教師を辞めた柚季(34)。居場所を求めて結婚相談所に入会するも上手くいかず、文房具屋兼パン屋を営む洋一(39)に、出会って2度目で逆プロポーズ。酔っておかしな発言をしたと焦る柚希は立ち去ろうとするが、洋一はプロポーズを快諾する。「結婚すること」から始まった二人の未来は――？
芦原妃名子さんのマンガはこれが始めてだったので、最初の回を読んだときは「『結婚という幸せ』が前提の、ふわっとしたいわゆる女性向けマンガなのかな」と思ってましたが、読んでいくうちに「全然そんなことなかった」とわかりました…！
全て読み終えた今、学んだことめっちゃ多かったです。ありがとうございました。。
そして、最終話を読み終えたときにわかりました。この話は表向き柚希と洋一の話だけれど、実は
純ちゃんと洋一の話だよね！？
と。
この２人の関係性なくしては語れない話といいますか・・・
それも含めてレビューしていきます！！
そして、私は純ちゃんが大好きです！！
２．第１巻前半の内容紹介
小学校教師をしていた柚希は、ある事件をきっかけに教師を辞めます。他にできる仕事もなく結婚相談所へ入会しますが、２人の男性に会ってみたもののピンとこず、相談所の人に「条件を具体的に」と言われてもなかなかできません。
婚活に疲れた柚希は、一度だけ行ったことのある文房具屋 兼 パン屋の洋一の店へ。パンを試食し、お酒を飲んで楽しく過ごす柚希。
「人生のテーマが『中庸でいる事』」と語る洋一を「メンドクサイ系だ」と認識しつつも、もっと話したいと感じる柚希。
私は ”この人と” 美味しいご飯が食べたいなあ
そう思った柚希は、唐突に「私と結婚しませんか？」と言ってしまいます。
「血迷った」と思い、言い訳を並べ、パンを購入して帰ろうとした柚希を見ながら、洋一はある女性のことを思い出していました。
その女性は洋一に「私はあんたとなんか結婚したくない」「あなたは絶対 他人を 愛せない」とまっすぐに言っていて…。
そして洋一は柚希に、「いいですよ 結婚しても」と告げます。
柚希の実家に挨拶にきた洋一。柚希の妹・真子は、柚希から馴れ初めを聞いて「キモイ」と一蹴。洋一を「絶対マトモじゃない」と言い切り、
「ほんとは自分でもわかってるんでしょう？ こんな展開 絶対おかしいって！」
と柚希を諭します。
儲けが出ているとは思えない文房具屋兼パン屋。借金まみれで、姉の貯金が目当てでは、と真子は指摘。
確かに現実感がなく、元が取れていなくても気にしない様子の洋一。
店を手伝う柚希に時給の相談をしますが、「400円」と答える柚希に「受け取り下手だね」と言います。その言葉になにか思った柚希。
この人が何者なのか まだ全然つかめない
それでも 彼の言葉や笑顔は チクンと 私の胸を刺す
洋一を歓迎も拒絶もしなかった柚希の両親。父親は柚希が「昔っから案外無茶をする」と理解しており、洋一を連れてきた柚希の目が泳いでいたところを見逃していませんでした。その上で、
自身のない選択は失敗する、ダメだ
と母親に告げます。
恋されているとは思えず、何故結婚するのか疑問に思いつつも聞くのがこわい柚希。お店の常連さんに「お見合いだと思えばいい」と言われたり。
そんな中、柚希の母親がお店に訪れ、メロンパンが欲しいと。
今は潰れてしまったお店のメロンパンが父親との思い出の味だったそう。結婚する前、別の男性に想いを寄せていた母親でしたが、「好きになってもらうことに必死で、目の前の彼を見ていなかった」という反省がありました。
また、実はそのメロンパンは柚希も食べたことがある、と語る母。
柚希は本当に 昔っから受け取り下手よねえ
と洋一と同じことを言う母親に、自分が子供だったこと・大事にされていたことを知る柚希。
「我慢」は続かない、本音で話せる相手を選べという母親の言葉にも後押しされ、洋一と話し合おうと柚希は決心。
しかしそこへ、桜井という男性が現れ、洋一に「金の話」をしたいと告げてーー
……詳細はぜひ、本編で！
３．感想とベタ褒め
……えー、「太陽がみている（かもしれないから）」のレビュー後半から恒例になったこちらから。
（「太陽がみている（かもしれないから）」のレビューはこちらからどうぞ）
まず一言、叫ばせてください。
パン食いてえ！！
もー画像ダウンロードするだけでお腹減るんですけど！
パンおいしそうなんですけど！
昔好きだったんだよ、メロンパン！！！
…ふぅ、戻ります。
感想です。
まず、最初に第１話読んだときは「『結婚という幸せ』が前提の、ふわっとしたいわゆる女性向けマンガなのかな」と思ったんですよ。
でもね、読んでいくうちに
全然そんなことなかった
ってなりました。
リアルが！ 結婚というもののリアルが！ 書かれてます（マンガだけど）。
12年間 教師として真面目に働いてきた柚希が、34歳で職を失って結婚相談所へ…
私にとってもめっちゃリアルな展開だったんで、結婚相談所の人のシビアさには
私まで震えた。
すごい刺さったセリフがあるんですよ。
結婚相談所の人の、
「相手に何を求めるのか分からないって事は 自分を理解してないって事ですよ」
私、これ読んだ当時はまだ20代後半でしたけど、恋愛とかうまくいった試しがなくて（今もだけど笑）、このセリフみて
だからかー…
って思いました。。（今でも刺さる 爆笑）
でね、（まだ胸に刺さってる）
初回から、我らが純ちゃんが出てくるんですよ！（必死に話題を変えようとしている）
上の画像、ピッタリじゃないすか？（痛いくらい刺さってる）
このままハッピーな感じで続いていくのかなーと思っていたら、２話目で妹が指摘する形で「非現実である」ことが話題に上がるので、ちょっとびっくりしました。
あと、母親と父親のエピソードが割と早めに出てきますよねー。
父ちゃん素敵だなー。そんな素敵な父ちゃんの素敵さに気付けた母ちゃんも素敵だよなー。
私にはできない……（泣）
そんな私ですが、柚希の受け取り下手なところや、
誰かに迷惑をかけるのが苦手 でも甘えたい
とか、案外無茶するところとか（笑）、共感できますー。残念ながら、自分の食べたいメロンパンを妹に譲れるような精神は持ち合わせていないんですけどね！涙
私も、優しい方向に記憶を上書きされたい…！！
結婚相談所の人の言葉の棘が抜けないので、今回はここまで！
え、ベタ褒めしてない？
いやいや…
※続きはこちら（【ネタバレ注意】「結婚」過敏な20, 30代必読 Bread&Butter (ブレッドアンドバター) 1後半）
本編を読みたくなった方はこちらからどうぞ↓
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