【ネタバレ注意】日帆派natarikoが物申す!太陽が見ている(かもしれないから)7

こんにちは。natarikoです。

今回は、「太陽が見ている(かもしれないから)」第7巻の感想と個人的見解を述べたいと思います!

  

 ※ひとつ前の感想と個人的見解はこちら

 ※第1巻の感想と個人的見解はこちら

  

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目次
  • 1.「太陽が見ている(かもしれないから)」とは
  • 2.第7巻の内容紹介
  • 3.感想と個人的見解(物申す!)

   

1.「太陽が見ている(かもしれないから)」とは

分類:少女マンガ

著者:いくえみ綾

出版社:集英社(2014/9/25)

掲載雑誌:クッキー

あらすじ:

女友達との関係や学生生活に何か違和感を感じる女子中学生・岬と、クラスで浮いている同級生の楡。仲良くなった二人は同じ高校に進学し、フラットハウスを別宅としてシェアするように。そんな二人の前に楡の幼稚園時代の友達・日帆が現れて…。3人の友情と恋愛模様を描いた作品。

   

私は20年くらい前からいくえみ綾さんの漫画のファンで、色々読んでいます。「バラ色の明日」、「愛があればいーのだ」、「潔く柔く」、「G線上のあなたと私」、「あなたのことはそれほど」、等。

elizabethaferryによるPixabayからの画像

この「太陽が見ている(かもしれないから)」は割と暗めの話なので、誰にでもオススメできるという感じではありません。が、私は好きです。

1巻、2巻…と読んでいるうちにどんどん続きが気になって仕方がなくなります。

そして、1冊読み終えると内容を反芻して色々と考えさせられたり悶たり…笑。

   

そんなこんなで全巻読み終わりましたので、1巻ずつ振り返りつつ感想とか見解とか述べてみようと思います。

   

2.第7巻の内容紹介

   

岬の楡への想いが気になって、不安でいっぱいの日帆。楡はそんな日帆に「俺はお前のなんだ?」と自分の気持ちを投げかける。一方、岬は楡からの言葉を噛みしめて…!! 3人の関係が大きく変化する第7巻!

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帰宅した日帆を、おばさんと楡が迎えます。元気のない日帆の話を聞く楡。

岬から「飯島弟と別れて一人になった自分が楡のところに戻るんじゃないかと心配している」と言われたことに腹が立ったと打ち明け、その上で

「その通りなんだ…」

と自分で気付きます。

楡は、「俺ずっと言ってるよね? 大丈夫だって」と答えますが、日帆は楡が嘘をついていたこと、岬と住んでいた家に日帆を触れさせないことを挙げます。そんな日帆に対し、楡は

「俺は… おまえの なんだ?」

と。

日帆は即座に「すべてに決まってるじゃない」と答えますが、楡は「嘘だ」と…。

そのとき日帆の脳裏にあったのは、日帆と飯島兄とのラインでした。

   

岬の店を訪ねた楡は、岬に「ごめんな…」と告げて去っていきます。

その言葉の意味がわからず、悩む岬。

   

しばらくして、楡に会いに行く日帆。日帆を無視して歩く楡に尋ねます。

「もう…私のこと 嫌いになった…………?」

「そういう ことじゃない」と楡は答えますが、表情はかたく…。

    

飯島兄とラインをしていたことは楡に隠していなかったよね、と確認する日帆。しかし、そのライン内容をほぼ全て読んだ楡は

「お前の迷いがわかりすぎた この便利なツールのおかげで ずいぶん助けられたんだなあ (中略) あれは 大事な繋がりだよなあ

そう 思った時 自分のしてきた事が ……わかんなくなった

日帆 俺ね おまえに 俺がこんなに親身になってやってるのに って思った… 理不尽じゃねえのか って
大事にしてやってるのに 好きになってやったのに なんのために……

   

日帆は耳を塞ぎ、「嫉妬だよね?」と。しかし楡に「だけどおまえがいびつだと言ったんだ」と言われ、飯島兄とラインしていたスマホを「こんなもの 捨てるから」と言いながら投げ捨ててしまいます。

Photo by Ali Abdul Rahman on Unsplash

   

そのまま倒れてしまう日帆。

   

一方岬は、常連のお客さんと外で偶然会い一緒に飲むことに。

本当は昔から好きな人がいるのに 優しい人を選んでしまった

と飯島弟のことを振り返ります。

常連さんの「優しい人を選ぶのはふつーだ」という言葉を反芻する岬。

    

日帆が倒れたのは熱中症だったようで、楡は自分の家で日帆を介抱します。日帆は

親身に なってやってる? 好きに… 好きなふり してやってる?

と楡に尋ねます。楡は「ふり じゃないよ」と答えます。

日帆は「なんのため」と言っていた楡を思い返し、「私とつきあったのはなんのため?」と楡に尋ねます。そして、自分や周りがそうさせたとでも言うのか、そんなのは絶対許さない、と。

そして聞きます。

「本当に……… 好きな人は………… 誰……」

楡は「いないよ」と即答し、続けます。

「ただ 俺がいなくても生きていけるように なってほしい」

   

日帆にも楡にも連絡がつかない、という飯島兄からの連絡に、楡の家の前まで訪ねてくる岬。

あたしたちには 境界線がある 多分それが「ごめんな」の意味

と思いながら楡の携帯を鳴らし続けます。そこに出てくる日帆。

Photo by Drew Beamer on Unsplash

   

様子のおかしい日帆と別れたところで、楡からも岬に電話が。

その後、楡は飯島兄に一言ラインを送ります。

    

飯島兄は翌日、岬に対し「楡の本音を知りたくないか」と問いかけます。(そして「ぬるいな おまえら」とも言う…)

   

大学の後輩と一緒に野良猫の保護活動をしていた飯島弟は、楡の昔の家に日帆が入っていくのを目撃。

   

楡が飯島兄に送ったラインの内容は

これからも日帆の支えになってやって下さい
飯島兄弟には敵いません
僕らは終わります

でした。

楡のバイト先に殴り込んできた飯島兄は「ちょっとくらい妬こうやとは言ったけども ほんとにアレで別れるとかおまえバカか?」と楡を問い詰め。楡は語り始めます。

いつも頭ん中に一家心中したあんたの友達の家族が いるよ
他のいろんな 恨みの声とか 顔が いつも いるんだよ

欠けた傷のある日帆と自分は合うと思った。しかし、二人でいると欠けた所が2倍になるだけ。早くから気付いていたが、日帆が幸せだと思ってくれるなら、俺でも役に立ってるならそれでいいんだ。

驕りだ…

飯島さん 俺たちの欠けた部分を あんたが埋めてたんだ

   

そう言った楡に対し、飯島兄は「じゃあお前にとって深山岬はなんだ どう見えてるんだ」と更に問い詰めます。

楡の答えは、

……まぶしくて 目が眩む…

岬はそれを、影で顔を覆いながら聞きます。

   

そこへ、日帆のおばさんから「日帆が帰らない」との電話をもらう楡。

Photo by Ali Abdul Rahman on Unsplash

   

日帆はまだ、昔の楡の家にいました。

心配して念の為に見に来た飯島弟に発見される日帆。

楡はまっすぐ凛として立っている花のようだと言ってくれたのに、自分はもう、楡がいないと立っていられないから、ぺらぺらの紙人形のようにとばされてくずおれて、母親のように独りしぬのだと語ります。

飯島弟はそれを「きれいだ」と想像し、「でも人間ぽくない」と言います。みんなもっとふつうに汚れている、と。

そして、日帆が兄を頼っていると知ってショックだったとも伝えます。

   

現れた楡に、日帆は

「私はあの時の2人みたいには なれない ぜったい
だったら失くなっちゃえばいい 燃えちゃえばいい」

と言いながらライターを付けます。

楡は日帆を抱きしめ、「いいよ… 俺がやったことにする……」と告げ、何度も謝ります。

日帆は、幼稚園の頃を思い出しながら、楡に「さよなら……」と。

   

……詳細はぜひ、本編で!!

    

3.感想と個人的見解(物申す!)

まずはじめに一言叫ばせてください。

嗚呼、大変だった!!

Photo by Jan Meeus on Unsplash

    

前の投稿からちょっと間があいたんですけど、それは他の用事で忙しかったとかではなく、単純に重い重ーい腰をあげるのが大変だったんですよーー。

この巻、一番重たくて……。精神力がかなりいるというか……。

上のあらすじ書くのも、休み休みでした。

さて。さてさて。物申しましょう。

    

最初の場面。岬が楡のところに戻ってくるんじゃないかって日帆が心配しているところ。わかりますわー。…って読んでるからか。

楡が嘘をついていたことを繰り返しますが、まっすぐな日帆にとっては「嘘をつかれる」というのは結構許せないものなんじゃないかなーと(勝手に)思っています。

誰かのブログだったかアマゾンとかのレビューだったか忘れましたが

楡が日帆に「俺はおまえの何だ?」って聞かれたときに、飯島兄とやりとりしているにも関わらず「すべて」と即答する日帆が好きじゃない

という意見を見たことがあります。

私はやや違和感は感じましたが、あまりはっきり物を言わない・嘘をつけない日帆が「すべて」と即答したことにむしろ感動、といいますか…

それくらい大事なんだなーってわかった、といいますか…。

前の投稿にも書いたかもしれませんが、

大事な人だからこそ言えない

ことってあるじゃないですか。いや私はあるんですけど。

え? お前なんか嫌い? うはっ、そうかー。

そうそう、自分がなにかしたわけでなくても、人から嫌われることってあるんですよね。あんまり人に嫌われたくないと自分では思っているんですけど、自分が自分である以上、全ての人に嫌われないのは無理なんすよね。

話がそれたな。

日帆がスマホを壊す直前、飯島兄からの言葉が1ページにまとまってるシーンがあるんですが、本当いい人ですよねー笑

まぁ彼氏である楡からしたら見たくなかったかもしれませんが。。ところどころ、楡と日帆の関係を応援しているようなメッセージもありますよね。

   

さて、このペースだと終わらないぞ! ってわけでペースアップ。

岬が常連さん(野村)と飲みにいった後、「ふつう」という単語に反応していたのは、今まで自分が「ふつう」じゃなかった/じゃないと思っていた、からなんだろうな、と私は感じやした。

   

そして楡の本当に好きな人はいない、という言葉。これは本当だろうなと。

ちょうど岬からの着信画面と同時になり、読んでてギクリとしたのですが笑

後の方で語ってますが、いろんな恨みの声とかがいつも頭の中にあるような人ですよ! 人を好きになるなんて浮かれたこと考えられます?笑

そして帯にもなっている、「俺がいなくても生きていけるようになってほしい」

読んでいて、高校生のときの日帆はそんなに楡に依存しているようには見えなかったので、付き合っているうちにそうなったんだろうなーと。

別に楡に責任があるだろう! とか正義感たっぷりのことを言うつもりはないゼ。単なるコメントだぜ。

   

私がこの巻で最も印象に残っているセリフを、これからご紹介します。

それは!

「快適」を追求すると人類は発展していくけれど
「最適」を追求していくと人類は滅ぶんですって

というおばさんのセリフ!!!

時々思い返してはかみしめてます笑

この後くらいから多くなるでしょうか、真正面から捉えた日帆の顔。

前に「G線上のあなたと私」でいくえみ先生がコメントしていたのを読んだのですが、バイオリン教室の先生は、前髪で眉を隠して真正面からの顔にすることによって感情が読めないようにしている、と。

それと同じ構図だなー、って思ってます。

「穏やかに笑っている まっすぐで嘘がない でも中身は煩悶としている」と表現される日帆に合う構図なんだろうなー…。

    

あんまり物申してないんだけれども、一つどうしても言いたいことが。

岬にはちょこちょこ会いに行っている楡に、飯島兄と日帆のことをどうこう言われたくない!!!
そんなことで「なんのために……」とか思ってほしくなかったんですけど!!!

……ふう。言ってやったぜ。笑

   

今回はここまで。読んでくださりありがとうございました。

あと一巻! 最後までお付き合いいただけると幸いです。

   

※次巻の感想と個人的見解はこちら

   

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