【ネタバレ注意】日帆派natarikoが物申す!太陽が見ている(かもしれないから)2

こんにちは。natarikoです。

今回は、「太陽が見ている(かもしれないから)」第2巻の感想と個人的見解を述べたいと思います!

   

 ※ひとつ前の感想と個人的見解はこちら

  

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目次
  • 1.「太陽が見ている(かもしれないから)」とは
  • 2.第2巻の内容紹介
  • 3.感想と個人的見解(物申す!)

   

1.「太陽が見ている(かもしれないから)」とは

分類:少女マンガ

著者:いくえみ綾

出版社:集英社(2014/9/25)

掲載雑誌:クッキー

あらすじ:

女友達との関係や学生生活に何か違和感を感じる女子中学生・岬と、クラスで浮いている同級生の楡。仲良くなった二人は同じ高校に進学し、フラットハウスを別宅としてシェアするように。そんな二人の前に楡の幼稚園時代の友達・日帆が現れて…。3人の友情と恋愛模様を描いた作品。

   

私は20年くらい前からいくえみ綾さんの漫画のファンで、色々読んでいます。「バラ色の明日」、「愛があればいーのだ」、「潔く柔く」、「G線上のあなたと私」、「あなたのことはそれほど」、等。

elizabethaferryによるPixabayからの画像

この「太陽が見ている(かもしれないから)」は割と暗めの話なので、誰にでもオススメできるという感じではありません。が、私は好きです。

1巻、2巻…と読んでいるうちにどんどん続きが気になって仕方がなくなります。

そして、1冊読み終えると内容を反芻して色々と考えさせられたり悶たり…笑。

   

そんなこんなで全巻読み終わりましたので、1巻ずつ振り返りつつ感想とか見解とか述べてみようと思います。

   

2.第2巻の内容紹介

岬と楡が共同生活を始めて、初の夏休み。父親と揉め、自宅に閉じ込められた楡。楡を助けにいった岬と日帆の間で、友情が深まっていく。一方で、岬の楡への想いも強くなり…。日帆の楡への気持ちも、また!? 微妙な三角関係が動き出す!!

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飯島兄がいいヤツなのが、より一層伝わる巻です。

楡がドア開けたら日差し浴びたボーズが謎の笑顔で立ってるシーンとか笑ってしまいました。

楡は、カードを止められたことを抗議しに実家の父親に会いに行きます。たまたま一緒にいた飯島兄も同行。飯島兄に対し、楡は

「あんたの友だち殺した奴の顔 見たい?」

と聞きます。

楡はどうやら、とある掲示板に父親の会社を非難するような書き込みをしまくったらしく、また現金も毎日限度額いっぱいまで引き落としていたため、父親がカードを止めたみたいですね。

profivideosによるPixabayからの画像

口論の末、楡は実家の納戸に閉じ込められてしまいます。

父親と口論になる様子を飯島兄はこっそり録音しており、フラットハウスに戻り岬と日帆に聞かせます。

「しねや クズ」「おまえが死ねばよかったんだ」などかなりの暴言も…。

泣きながらそれを聞く岬と日帆。

二人は結託し、楡を助けに行くことを決意。

飯島兄・岬・日帆と楡は、ラインでやりとりできることが判明。このやりとりのシーン、本当ラインぽくて好きです。

楡は、庭の花のところに子猫がいたことを思い出します。

たくさんあってどの花かわからない、という岬に、

「なんか日帆に似た花」

と。

…告白か! 告白なのか!!!!

と突っ込んでしまいそうですが、そんな我々の代わりに飯島兄が

「キザだなーwww」

と突っ込んでくれます笑

pieonaneによるPixabayからの画像

   

楡が2人におそろいで買ってくれたチャームを日帆はどうやら楡の家(付近?)で落としていたらしく、そのチャームは楡が日帆に例えた花の前に置いてありました。きっと楡が、そこに置いたんでしょうね。

それを岬は見つけます。

   

眠ってしまった飯島兄を置いて、岬と日帆は楡の実家へ。

楡の実家前でチャームがないことに気づいた日帆は、動揺し涙。

そんな岬を見て、日帆に素敵な演出でチャームを渡します。

2人の絆は深まって…。

   

翌朝、楡はふつうに家を出て、外で眠っている2人を発見。

お金は止められたものの、楡はフラットハウスへ帰ることを許されたようです。

3人はそれぞれバイトを始めます。岬と日帆のバイト先には、中学時代に岬のことが好きだった飯島弟が。

ある日、バイト終わりに飯島弟を連れて岬がフラットハウスへ帰ったところ、岬の足がつってしまい。。。

飯島弟が治そうとしたところを楡が

「触るな」

と制します。

…告白か! 告白なのか!!!!

楡も、自分のことを大事に思っていると確認する岬。

その一連を見ていた日帆は、微笑みを浮かべその場から立ち去ります。

   

後日、バイト先で「楡が好き?」と日帆に問いかける岬。

「わからないの」と言いつつ、後の巻で「友だちに言われて気づいた」と述べていることから、ここで楡への気持ちに日帆は気付いたんでしょうね。。

Makoto SeimoriによるPixabayからの画像

      

飯島兄と海へでかけた楡は、その夜 「女の匂い」をさせて帰ってきます。

そのことを快く思わない岬は、楡を押し倒しキスを。

しかし、2人は友だちであることを再確認し・・・

   

・・・詳細はぜひ、本編で!

       

3.感想と個人的見解(物申す!)

あのう。。。うっかり2.で色々と物申してしまったのですが・・・

   

本当、楡がキザ! だな!!笑

天性のチャラ男なのか!?

日帆のことをまっすぐ立っている花に例えたり、

岬に触ろうとした飯島弟に「触るな」と言ったり、

女子だったらキュン! としちゃうだろう!!!

   

個人的には、「触るな」と言う楡、その後つった足を治してもらってる岬の表情を見て、微笑みをたたえてその場から立ち去る日帆が好きです。

もっと主張しないと! 頑張って日帆!!

と言いたくなりますが、私も同じ立場にいたら同じことするなぁ…と。。

ambrooによるPixabayからの画像

   

それと、飯島兄がそこまで考えていたとは思えないですが

「俺と友だちんなろーぜ」

と楡に言うシーン。

楡はこれまで、恨まれる(逆恨みですけどね)ことが多かったでしょうからこんな風にまっすぐに言ってくれる人はいなかったんじゃないでしょうか。

それに、

「俺の亡くなった友だちは どんな人かと聞いてくれた君はもう俺の友だちなんだ」

って、素敵だなぁおい!!

   

なんやかんやで、こういう明るい人によって楡も(そして後の日帆も)救われていくんだろうなー、なんて思っています。

   

岬は1巻で日帆に「はっきりしててカッコいい」と言われていますが、そのとおりですね。

いきなりキスするとか…すごいねぇ…

私としては、そういうところがあまり好きではないのかもしれません 笑。

       

しかし、昨年デビュー40周年のいくえみ綾先生のさすがだなーと思うのが、ラインとか新しいツールをちゃんと入れてくるところかなぁと。

   

では、今回はここまで! お読みいただきありがとうございました。

   

※次巻の感想と個人的見解はこちら

   

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